【バフェットの眼】SMC 2012_08_27

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【バフェットの眼】2012_08_27
・このメルマガ読むことで、バフェット流に会社を分析する手法を
学んでいきます。

・こちらのメルマガで特定の銘柄を勧めることはありません。
また、あくまで企業分析を通じて株式投資の学習をする
メールマガジンです。
この企業分析は私、八木翼の個人的な見解です。

メルマガ発行者:八木翼 プロフィールはこちら↓
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はじめての方のみ、お読みください。

この度はメルマガご購読頂き、誠にありがとうございます。
本メルマガの構成は以下のようになっております。

・基本情報 : 分析する企業の基本的な内容に関する
       主に財務諸表からの情報をまとめています。

・企業分析 : 「バフェットの銘柄選択術」を参考にその事業の
         特徴と実績を分析していきます。

・株価分析 : 現在の株価が適性であるかを分析していきます。

・結果評価 : ここではあくまで「私なら今買うか買わないか!」
         を前提に話をします。

※無料版は企業分析途中までのみご覧いただけます。
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また、このメルマガでは随時分析して欲しい企業を募集しています。
ご要望のあるかたは、die-try-in@hotmail.co.jpまでご連絡ください。
国内、国外問いませんので、気になる方はバシバシ連絡ください。
(ただし、本当にやるかどうかは分かりませんw
ちなみにですが、私自身も株式投資を行いますので、このメルマガは
私の私による私のための企業分析でもあることをご理解くださいw)

それでは楽しんでいきましょう!

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会社名:【SMC】

■きっかけ

SMCの製品は、以前勤めていた会社で頻繁に使っていました。
電磁弁制御部分などに使われているのですが、
monexのスクリーニング検索したところ、
なかなかいい利益率やROEを示していたので、
調査してみることにしました。

さて、どんな結果になるでしょう?

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■基本情報

1.[会社の歴史]
さて、SMCの主要な歴史を書いていきましょう。

昭和34年   焼結濾過体の製造および販売を目的に
昭和62年   東京証券取引所市場第二部上場
平成元年 東京証券取引所市場第一部上場
平成6年   SMC中国設立。
平成7年   SMC韓国設立。

平成6年から中国に、平成7年から韓国に進出していますね。
日本での売り上げが、870億程度なのに対して、
アジアでの売り上げが、550億円程度なので、
かなりの部分を占めていますね。


2.[ビジネスモデル]

さて、ビジネスモデルは、基本的には、製造した製品を
売る、一般的な製造業ですね。
何か用に作っているというわけではなくて、
機械のインフラのようなものです。

それでは、何を売っているのかを見てみましょう。

と言いたいところなのですが、なんと、有価証券報告書
セグメント情報を見ると、

・自動制御機器事業
・その他

という、あまりにもおおざっぱな分類しかないんですよね。
というわけで、機種別に何がどこまで売れているというのは分かりません。

ですが、あまりいろいろな分野に手を出しているわけではないということが分かります。

実は私も、前の会社でSMCの製品は使っていました。

冷却水の流量を調節したり、圧縮空気の自動制御は、
全てSMCの製品でした。

この製品は、かなり優秀で、大抵のものが、10年20年経てば壊れるのに、
SMCの製品で壊れたという話は聞いたことがありません。

そのため、私見ですが、いい製品を作って売っている会社
というイメージががあります。

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■企業分析

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現在株価 \13220

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_Q1:その企業は消費者独占力を持っているか。

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私が会社に勤めている際も、この圧空制御装置を使っていました。
確かに、PLCなどの電気信号制御装置では、三菱やオムロン等の競合が
いましたが、圧空ではこの会社だけでしたね。
その点からも消費者独占力を持っていると言えそうです。
また、この機会の不具合は聞いたことがなので、非常に優秀な装置である
印象があります。

その点から考えても期待できそうです。

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_Q2:その企業を理解しているか。

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はい。実際にこの企業の商品を使用する職場にいました。
多くの企業のラインに使われています。
小型装置から大型装置まで、基本的に物を動かす時は、圧空です。
また、圧空は基本的には、停電になっても使えることから、
工場などのプラントでも、非常に重宝されます。
停電で重いドアが動かなかったら、何かの非常時に助けることが
できませんからね。
この点からも、需要がなくなるとは思えません。
また、これから見ていきますが、顧客の基盤が幅広く、
世界シェアがNo.1です。

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_Q3:その企業の製品・サービスは20年後も陳腐かしていないか。   

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20年後、ディスプレイを作る工場がなくなったり、圧空が使われなくなる
世界は想像ができません。
今後もなくならないことが予測されます。需要の波はあるかも知れませんが、
基本的にはなくならないと考えていいでしょう。

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_Q4:その企業はコングロマリットか。

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コングロマリットではない。一つの分野で世界トップシェアを誇っていて、
コングロマリットとは正反対といってよい。

_Q5その企業の1株当たり利益(EPS)は安定成長しているか

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決算年 EPS(円/株)
決算年 EPS(円/株)
2012/3/1 864.3
2011/3/1 696.3
2010/3/1 285.7
2009/3/1 378.7
2008/3/1 791.3
2007/3/1 877.9
2006/3/1 738.2
2005/3/1 679.7
2004/3/1 445.3
2003/3/1 210.6
年平均EPS成長率
15.2%

1年でのEPSの成長率が、15%を超えるのはなかなか見られない現象です。
簡単にいえば、毎年毎年15%も成長し続けているということです。
これはかなり期待できそうですね。
ただし、気になるのが、安定していない点ですね。
2009年のリーマンショックでの影響を受けていると考えれば
景気の影響を受けやすいという会社ではあるようですね。

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_Q6:その企業は安定的に高いROE(株主資本利益率)をあげているか。

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決算年     ROE 資本(百万円) 税引き後利益(百万円)
2012/3/1 10.1% 585,357        59,369
2011/3/1 8.9% 535,779        47,952
2010/3/1 3.8% 509,213        19,178
2009/3/1 5.3% 487,612        26,037
2008/3/1 10.9% 516,907        56,211

平均ROE 7.8%

まあ、そこそこのROEですね。そこまで高いとは言えませんが、
ある程度安定して稼げていると思います。
2010年、2011年はリーマンショックの影響を大きく受けたので仕方ない
と言えそうです。

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_Q7:その企業は強固な財務基盤を有しているか。

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今期の長期負債(百万) 9,346
今期の税引き後利益(百万) 59,281
長期負債/税引後利益(年) 0.16 (長期負債を税引き利益で返済するのに必要な年数)

一年以内に返せますね。全く問題ありません。
こういう部分は素晴らしですね。

(財務基盤を見る際は、自己資本率が良く使われますが、それはバフェット的にはNGです。
長期債務に対して、どれだけ稼ぐ力を持っているかが重要と考えています。)

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_Q8:その企業は自社株買い戻しに積極的か。

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今期発行済み株数 68589246.66株
10年前の発行済み株数 72861076.82株
過去10年間に減少した株数 4271830.16株
減少した割合 5.86%

"10年間で6%ほど減少していますね。
そこまで大きな買い戻しではありませんが、
悪い数字ではないですね。
今後に期待です。"

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_Q9:その企業の製品・サービス価格の上昇はインフレ率を上回っているか。

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これについては、SMCの圧空制御装置が過去いくらの値段で売られていたかが
不明でしたので何とも言えませんが、
高い利益率(経常利益率27.01%純利益率17.82%)を確保できていることは、
インフレ率を上回っていたことの証拠と言えます。

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■株価分析

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_Q10:その企業の株価は、相場全体の下落や景気後退、
一時的な経営問題などのために下落しているか。

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リーマンショックの時は8000円台まで下落しましたが、今は着実に
回復しましたね。
そのため、はっきり言うと、今の価格は安くありません。

しかし、これはいいシュミレーションになりましたね。

不景気の時は、このような形で回復していく可能性が高いです。

もちろん、絶対こうなるなんてことは言えませんが、可能性的には

低くないと思います。


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_Q11:株式の益利回りと利益の予想成長率を計算し、国債利回りと比較せよ。 ------------------------------------------------------------------------

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10年国債利回り: 0.51%
株利回り:今期EPS/株価: 6.5%

国債利回りと比較すれば当然圧勝ですね。国債を買うのであれば
私は株を買います。
もっといえば、ソブリンリスクを考えると現状日本国債のリスクが
0とはとても言えない状況です。


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_Q12:株式を疑似債券と考え、期待収益率を計算せよ。

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まず10年後のBPSを求めます。過去10年の平均EPS成長率に1を足して、
10乗したものに、現在BPSをかけます。これが10年後のBPSとなりますね。
(必要な値)
・年平均EPS成長率 15.2%
・現在BPS 8534.57円

(式)
年平均EPS成長率^10×現在BPS=35022.0

(答え)
*10年後BPS:35022.0 (円/株)

                 ↓

今求めた10年後BPSに過去10年平均ROEをかけます。これが10年後のEPSです。
(必要な値)
・過去10年平均ROE : 8%
・10年後BPS(円/株):35022.0

(式)
10年後BPS×過去10年平均ROE= 2736.8

(答え)
*10年後EPS : 2736.8 (円/株)

                 ↓

さらに、過去10年の平均PERをかけることで、
10年後の予想株価が算出されます。

(必要な値)
・過去10年平均PER(倍) :  25.4
・10年後EPS(円/株) :  2736.8

(式)
過去10年平均PER(株価/EPS)×10年後EPS(円/株)=69637

(答え)
*10年後予想株価:69637 (円/株)

                 ↓

この予想株価を現在株価で割り、0.1乗し、
マイナス1したものが、年間期待収益率となります。
(必要な値)
・10年後予想株価:69637 (円/株)

(式)
10年後予想株価^0.1-1=0.181

(答え)
*期待収益率(%/年):18.1%

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■結果評価
ROEは大したことありませんが、平均PERが高いことが影響していますね。
この事実をなめてはいけません。買ってくれる人が多いということです。

株式投資をするときに意外に意識しない部分ですが、どんなに業績が良くても、
だれも見向きもしてくれなければ意味がありません。

そういう意味では、PERが高いということも実力の一部です。

また、一見そんなに安くない現状の株価は、かなり割安ですね。

期待収益率18.1%はかなり高いですね。

しかし、ナカニシや、ニトリ等と比べると、
安定性はいまいちですね。

不景気で株価が急落するのを待って、購入したい部分ではあります。



■編集後記
そういえば、シマノのレポートを送ると言って送っていませんでしたね。
今日は送るようにします。

そういえば、私のポートフォリオの購入価格や現在株価、はたまた
評価損益まで、見せろという図々しいメールが届きましたw

というわけで、公開しようと思います。

しかしこれは、あくまで現在の状況です。

まあ、私はそんなに変動はしませんけど、
買うときは一気に買うようにしています。



■八木翼の現在ポートフォリオ
これが今のポートフォリオです。

     株式数  購入価格 現在株価 評価損益  
ABCマート:100株   2836円  3210円  74,800円
カニシ :200株   7740円  8400円  66,000円 
ニトリ  :100株   7246円  7800円  55,400円

合計評価損益:+196,200円

まあそこそこあがりましたね。

昨年起きた震災からの合計では、だいたい40万円以上のプラス
にすることができました。
(既に売却したものも含めています。)

これらの株は、そこまで売る気もありませんので、
上がり続けていただくことを期待しています。



■八木翼のお勧め教材

マネして学ぶ投資のススメ『コピペ投資術』は、
バフェットの方法を元にしています。

・八木のメルマガを読むのが面倒だ。
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継続は力なり!
ダメでもともと(笑)

八木翼でした。

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やクレジットカード番号等の個人情報は、発行者であ
る八木翼個人(以下、「発行者」といいます。)には通
知されておりません。

企業価値や株価等に関する情報に言及することがあ
りますが、本メールマガジンは、あくまで財務の分析
等について学んでいただくためのものであり、有価証
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【バフェットの眼】2012_08_15 ツムラ

【時事ニュースなどの情報はメルマガで配信しています。
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お久しぶりの配信となりました。

仕事が忙しかったり、仕事を変えたり、毎日5分を書いたりしていたら、
いつの間にかバフェットの眼を書く時間がなくなっていましたが、
このたび復活したいと思います。

完全無料、週一配信でやっていこうと思います。

また、号外で、面白いニュース等があった場合は紹介していきたいと
思っていますので、よろしくお願いします。

それでは、早速分析に行きましょー!

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【バフェットの眼】2012_08_15
・このメルマガ読むことで、バフェット流に会社を分析する手法を
学んでいきます。

・こちらのメルマガで特定の銘柄を勧めることはありません。
また、あくまで企業分析を通じて株式投資の学習をする
メールマガジンです。
この企業分析は私、八木翼の個人的な見解です。



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はじめての方のみ、お読みください。

この度はメルマガご購読頂き、誠にありがとうございます。
本メルマガの構成は以下のようになっております。

・基本情報 : 分析する企業の基本的な内容に関する
       主に財務諸表からの情報をまとめています。

・企業分析 : 「バフェットの銘柄選択術」を参考にその事業の
         特徴と実績を分析していきます。

・株価分析 : 現在の株価が適性であるかを分析していきます。

・結果評価 : ここではあくまで「私なら今買うか買わないか!」
         を前提に話をします。

※無料版は企業分析途中までのみご覧いただけます。
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また、このメルマガでは随時分析して欲しい企業を募集しています。
ご要望のあるかたは、die-try-in@hotmail.co.jpまでご連絡ください。
国内、国外問いませんので、気になる方はバシバシ連絡ください。
(ただし、本当にやるかどうかは分かりませんw
ちなみにですが、私自身も株式投資を行いますので、このメルマガは
私の私による私のための企業分析でもあることをご理解くださいw)

それでは楽しんでいきましょう!

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会社名:【ツムラ

■きっかけ

今回の震災でもそうですが、どうも株価が停滞気味の医薬品業界。
Monex証券のスクリーニングでPER15倍以下、ROE10%以上で検索していると
たくさんの医薬品会社が引っ掛かります。

その中でも漢方と言う特殊な分野で、8割以上のシェアを占めている
ツムラを調査しました。


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
■基本情報

1.[会社の歴史]
さて、ツムラの主要な歴史を書いていきましょう。

明治26年 個人経営の中将湯本舗 津村順天堂を創立。
昭和57年 東証一部上場
平成 3年 深セン津村薬業有限公司を設立
平成13年 上海津村製薬有限公司を設立

平成3年から中国に進出していますね。
アメリカにも一応進出していますが、
未だ売り上げが上がるような状態ではありません。
中国での売り上げは、15%程度ありますので、
かなりのものですね。


2.[ビジネスモデル]

さて、漢方と言っても、ツムラ自体は、
漢方のどこからどこまでを行っているのでしょうか?

さて、材料の調達自体は、中国から輸入しておりますので、
材料自体は、ツムラが作っているわけではないんですね。

つまり、材料価格の高騰の影響をもろに受けるわけです。

しかし実は、北海道やラオスで生産を開始しており、材料の調達や
一次加工ができるようにしていくようです。
そこらへんの動きはまだまだこれからですが、期待できそうですね。

基本的にツムラが行っていることは、

漢方薬の製造」
漢方薬の医師への売り込み」

ですね。

この成果が功を奏して、

漢方薬を処方する医師はどんどん増加しており、
現状、7153の医師が処方するようになっています。

正規雇用の医師数は全国に13万人います。

まだまだ増加していくと思いますので、
医師数の分だけ売り上げを増加できますので、
まだまだ行けそうですね。

漢方薬の売り上げベスト3は、

1.大建中湯  
「大建中湯(ダイケンチュウトウ)という方剤です。
腹痛やお腹の張りをやわらげ、また、体をあたためて
胃腸の調子をよくします。体力がなく冷え症で、
お腹をこわしやすい人に向く処方です。」

2.補中益気湯 
補中益気湯(ホチュウエッキトウ)という方剤です。
胃腸の働きをよくして体力を回復をさせ、元気をとりもどす
のを助けます。体の疲れ、食欲不振、胃弱、夏やせ、
こじれて長びくカゼ、痔、あるいは病中・病後、
手術後などで体力が弱っているときに用います。」

3.抑肝散   
「神経の高ぶりをおさえ、また、筋肉の“こわばり”や“つっぱり”
をゆるめて、心と体の状態をよくします。
具体的な症状としては、イライラ感や不眠などの精神神経症状、
あるいは、手足のふるえ、けいれん、子供の夜なき、ひきつけなどに
適応します。
いわゆる“疳”の強い子供にも好んで用いられます。
腹直筋が緊張していることも使用目安です。」

です。

いろいろあるんですね。
今度風邪ひいたときに使ってみようかとたくらんでいますが、
私は未だ使ったことがありません。

なんとなくツムラのイメージがつかめましたね。

それでは、数字を分析していきましょう。


                                                                                                                                              • -

■企業分析

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現在株価 \\2,529

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_Q1:その企業は消費者独占力を持っているか。

                                                                                                                                              • -

持っています。現状のシェアの約8割を押さえていて、
(ツムラ83%、クラシエ10%出典:野村総研 副主任コンサルタント 
森田哲明エッジ産業分析レポート〜漢方薬より〜)圧倒的なシェアを誇っています
。 
これは漢方薬と言う特殊な分野であり、原料のほとんどが中国産であることなどから、
他企業が参入しにくい状態にあるためです。
また、こういった医療用の製品は、基本的には医師が処方します。
そして医師は基本的には保守的ですので、信用できるメーカーのものを買うものと
考えられます。今後も消費者独占力を持ち続けると考えられますね。

                                                                                                                                              • -

_Q2:その企業を理解しているか。

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医薬品用の漢方薬の原料調達、製造をメインに活動している会社です。
また、MRを用いての販売活動も積極的で、セミナーを開催し、
漢方自体の理解の促進に大きく貢献しています。
この活動により、漢方を処方する医師が増加しており、
医師との信頼関係を構築しています。
この活動は、ツムラブランドの強化にもつながっており、
医師がツムラの漢方を利用することへの主因になると考えられますね。
説明不足の薬よりも、説明をしっかりとしてくれて、
なおかつ実績のあるものを選ぶのは、当然です。
ましてや、人間の健康にかかわる部分なので、実績が非常に重視される分野
だと思われます。

                                                                                                                                              • -

_Q3:その企業の製品・サービスは20年後も陳腐かしていないか。   

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していないでしょう。ツムラは現状日本での売り上げがそのほとんどを
占めていますが(約87%出典:H24年度有価証券報告書より)、
漢方の国際化へ向けて動いています。特に米国の医療機関で、
クローン病(炎症性腸疾患)などを対象に、Phase-Ⅱ臨床試験を実施していて、
2017年の販売を目指しています。

日本の市場を見ても、今後年寄りが増えることにより、医薬品の売り上げは
増加が見込まれます。
また、日本の医師の中でも、漢方を処方する医師が、ツムラMRによる訪問活動
により増加しており、今年度だけでも、実売額(医師への直接の販売)が16.8%も、
増加しています。今後も堅調に推移していきそうです。

                                                                                                                                              • -

_Q4:その企業はコングロマリットか。

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利益率の高い、漢方の分野に偏っていて、全然コングロマリットではないですね。

_Q5その企業の1株当たり利益(EPS)は安定成長しているか

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決算年 EPS(円/株)
2012/3/1 190.4
2011/3/1 183.6
2010/3/1 151.8
2009/3/1 152.8
2008/3/1 129.6
2007/3/1 186.4
2006/3/1 173.6
2005/3/1 145.8
2004/3/1 119.0
2003/3/1 113.6
年平均EPS成長率
5.3%

"1年でのEPSの成長率が、5%を超えるのはなかなか見られない現象です。

簡単にいえば、毎年毎年5%も成長し続けているということです。

これはかなり期待できそうですね。"

                                                                                                                                              • -

_Q6:その企業は安定的に高いROE(株主資本利益率)をあげているか。

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決算年 ROE 資本(百万円) 税引き後利益(百万円)
2012/3/1 13.3% 100921 13,432
2011/3/1 14.4% 89857 12,949
2010/3/1 12.9% 82873 10,707
2009/3/1 14.7% 73192 10,778
2008/3/1 12.8% 71620 9,143
平均ROE 13.6%
これまでの実績では高いROEで安定していますね。素晴らしい企業と言ってよさそうですね。ちなみにいうと自己資本率も66%と高いので、ROAも高い状態ですね。

                                                                                                                                              • -

_Q7:その企業は強固な財務基盤を有しているか。

                                                                                                                                              • -

そもそも長期負債がありません。借りなくてもお金があるからですね。

財務状態がいい企業の典型ですね。

今期の長期負債(百万) 0
今期の税引き後利益(百万)  13,432
長期負債/税引後利益(年) 0.00 (長期負債を税引き利益で返済するのに必要な年数)

(財務基盤を見る際は、自己資本率が良く使われますが、それはバフェット的には
NGです。長期債務に対して、どれだけ稼ぐ力を持っているかが重要と考えています。)

                                                                                                                                              • -

_Q8:その企業は自社株買い戻しに積極的か。

                                                                                                                                              • -

今期発行済み株数(百万) 70531400.97
10年前の発行済み株数(百万) 70750814.19
過去10年間に減少した株数(百万) 219413.22

ほとんどしていませんね。これはよろしくないですね。
というかこれをしないで、EPSを上昇し続けるのは、至難の業だと思っていたのですが。。。
かなりの成長率だから実現できているというポジティブな解釈もできてしまいそうです。

自社株買いをしてほしいですね。

                                                                                                                                              • -

_Q9:その企業の製品・サービス価格の上昇はインフレ率を上回っているか。

                                                                                                                                              • -

これについては、漢方が過去いくらのん値段で売られていたかが不明ですので
何とも言えませんが、高い利益率を確保できていることは、インフレ率を上回
っていたことの証拠と言えます。
そこら辺が、マクドナルドみたいに簡単じゃありませんね。

                                                                                                                                              • -


■株価分析

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_Q10:その企業の株価は、相場全体の下落や景気後退、
一時的な経営問題などのために下落しているか。

                                                                                                                                              • -

さて、2か月前でしたら、PERも割安でしたが、現在は、13.28倍です。
もちろん割高ではありませんが、2か月前に比べると、おしい気がしますね。
できるのであれば、2000近辺で買いたいところです。
また、医薬品は景気の影響を受けにくく、業績自体は、上がり続けることが
予測されます。

                                                                                                                                              • -

_Q11:株式の益利回りと利益の予想成長率を計算し、国債利回りと比較せよ。 ------------------------------------------------------------------------
    
10年国債利回り: 0.51%
株利回り:今期EPS/株価: 7.5%

国債利回りと比較すれば当然圧勝ですね。国債を買うので
あれば私は株を買います。もっといえば、ソブリンリスク
を考えると現状日本国債のリスクが0とはとても言えない状況です。

                                                                                                                                              • -

_Q12:株式を疑似債券と考え、期待収益率を計算せよ。

                                                                                                                                              • -

まず10年後のBPSを求めます。過去10年の平均EPS成長率に1を足して、
10乗したものに、現在BPSをかけます。これが10年後のBPSとなりますね。
(必要な値)
・年平均EPS成長率  5.3%
・現在BPS 1430.94円

(式)
年平均EPS成長率^10×現在BPS=2398.6

(答え)
*10年後BPS:2398.6(円/株)

                 ↓

今求めた10年後BPSに過去10年平均ROEをかけます。これが10年後のEPSです。
(必要な値)
・過去10年平均ROE : 14%
・10年後BPS(円/株):2398.6

(式)
10年後BPS×過去10年平均ROE=326.8

(答え)
*10年後EPS : 326.8(円/株)

                 ↓

さらに、過去10年の平均PERをかけることで、
10年後の予想株価が算出されます。

(必要な値)
・過去10年平均PER(倍) :  14.4
・10年後EPS(円/株) :  326.8

(式)
過去10年平均PER(株価/EPS)×10年後EPS(円/株)=4703

(答え)
*10年後予想株価:4703円/株)

                 ↓

この予想株価を現在株価で割り、0.1乗し、
マイナス1したものが、年間期待収益率となります。
(必要な値)
・10年後予想株価:4703(円/株)

(式)
10年後予想株価^0.1-1=0.064

(答え)
*期待収益率(%/年):6.4%

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
■結果評価
期待収益率6.4%はあまり高くないですね。

以前のデータですと、年平均成長率で高いところは、
ニトリが23.4%、ナカニシが11.9%、シマノが17.1%
ですね。

こう考えるとあまり高いとはいえません。
しかし、今後の将来性はなかなか高いですね。

漢方は安定して成長しそうです。

■編集後記
いやー今シマノの株価を見てみたら、
かなり上がっていました。

2011年の5月2日に、買う宣言をしたにもかかわらず、
買わなかったことを後悔していますw

ちなみに、以前はシマノは有料版のみの公開でしたので、
以前の分析結果も公開したいと思います。

この2年で、
4330円から5690円になっています

31%上昇していますね。

500万円投資していたら、150万円の利益でしたね。

少しもったいないことをしました。。。

次の不景気を期待したいですw


■八木翼の現在ポートフォリオ
これが今のポートフォリオです。

カニシ :100株
ABCマート:200株
ニトリ  :100株

まだまだ好景気ですね。
ABCマート株は、100株売ろうかと検討中です。
何かで不景気になることを期待してます。

継続は力なり!
ダメでもともと(笑)

八木翼でした。

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バフェットの眼復活

こんにちは。
八木翼です。

さて、最近こんな記事を見ました。

やはり投資は儲からない?
http://blogos.com/article/43969/?axis=p:0

記事には

「商品別で見ると投資信託がマイナス30%で最悪、
株式はマイナス29%、外貨預金もマイナス20%
とぼろぼろなのに対して不動産だけは
プラス7.5%と健全性を保った」

と、記載されています。

ひどい成績ですね。

というかひどすぎです。

では、私の結果を見ていただきたいと思います。

これは、2010年からこれまでの私の実際の結果です。


購入株
2009/12/15 お買付 特定 イオンディライ 400 1,190
2009/12/15 お買付 特定 イオンディライ 600 1,190
2011/03/14 お買付 特定 ナカニシ 100 8,000
2011/03/15 お買付 特定 ナカニシ 100 8,000
2011/03/15 お買付 特定 ナカニシ 100 8,000
2011/04/06 お買付 特定 ABCマート 200 2,830
2011/04/06 お買付 特定 ABCマート 100 2,830
2011/09/15 お買付 特定 ナカニシ 100 6,900



売却株
2010/6/15 ご売却 特定 イオンディライ 200 1,699
2010/6/15 ご売却 特定 イオンディライ 300 1,699
2010/07/01 ご売却 特定 イオンディライ 100 1,750
2010/07/05 ご売却 特定 イオンディライ 400 1,740
2012/03/05 ご売却 特定 ナカニシ 100 8,000
2012/03/16 ご売却 特定 ナカニシ 100 8,450
2012/03/28 ご売却 特定 ABCマート 100 3,000
2012/03/29 ご売却 特定 ナカニシ 100 8,800

さて、見にくいですねw
上記の物は、証券会社の取引履歴をコピペしたものなので、
下に銘柄別でまとめてみたいと思います。

カニ
平均購入価格:7725
平均売却価格:8337.5
(100株は現在も保持しているため本日の株価:8100円で計算している。)

損益:+245,000円

イオンディライト
平均購入価格:1,190
平均売却価格:1.720.5

損益:+530,00円

ABCマート
平均購入価格:2830
平均売却価格:3106.666
(200株は現在も保持しているため本日の株価:3160円で計算している。)

損益:+約83,00円


ご覧頂いてお分かりでしょうか?
これだけの実績があります。
損失が出ていません。

ただし、お分かりの通り、私は保有期間が長いです。
そのため、一瞬でドカンと稼げるような方法ではありません。

株を地道に分析し続け、購入に値する株を探し、
大幅に株価が下落した時に、一気に買います。

ちなみに、これまでの購入時期は、

リーマンショックの真っただ中」
東日本大震災で不景気になった真っただ中」

です。

その会社に根本的な影響があるわけじゃないのに、
株価が下落した時が狙い目なんですね。


今後はバフェットの眼で、様々な企業を分析していきます。

お試しとして、昔有料版でやっていたバフェットの眼を張り付けておきましょう。

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【バフェットの眼】2011_03_20
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学んでいきます。

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また、あくまで企業分析を通じて株式投資の学習をする
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この企業分析は私、八木翼の個人的な見解です。


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はじめての方のみ、お読みください。

この度はメルマガご購読頂き、誠にありがとうございます。
本メルマガの構成は以下のようになっております。

・基本情報 : 分析する企業の基本的な内容に関する
         情報をまとめています。

・企業分析 : 「バフェットの銘柄選択術」を参考にその事業の
         特徴と実績を分析していきます。

・株価分析 : 現在の株価が適性であるかを分析していきます。

・結果評価 : ここではあくまで「私なら今買うか買わないか!」
         を前提に話をします。

また、このメルマガでは随時分析して欲しい企業を募集しています。
ご要望のあるかたは、die-try-in@hotmail.co.jpまでご連絡ください。
国内、国外問いませんので、気になる方はバシバシ連絡ください。
(ただし、本当にやるかどうかは分かりませんw
ちなみにですが、私自身も株式投資を行いますので、このメルマガは
私の私による私のための企業分析でもあることをご理解くださいw)

それでは楽しんでいきましょう!

□■----------------------------------------------------------------□■
会社名:【ナカニシ】
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
■基本情報
特色 歯科製品で世界2位。
欧州、北米市場で成長。高速回転技術を
活用し工業用製品も。海外比重大

為替負担 主力の歯科製品は需要堅調、
新製品投入。工業製品もスピンドル堅調。
だが、欧州(1ユーロ110円)、北米(1ドル80円想定)
での円高目減り、差損織り込み営業減益。税負担減。
60周年を機に増配。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

■企業分析
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
現在株価 \8,000
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q1:その企業は消費者独占力を持っているか。
歯科製品で世界2位であり、欧州、北米市場で成長である。
また、経常利益率が高く、30%を越えている。消費者独占力
が高い証拠と言える。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q2:その企業を理解しているか。
"ハンドピースおよびスピンドル等の製造と販売。
また、日本 北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、
その他でも販売が行われており、
今回の限定的な地域に対する天災に非常に強いといえる。"


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q3:その企業の製品・サービスは20年後も陳腐かしていないか。   
この質問は2つに分けることができる。
一つ目は「歯医者は20年後になくなっているか」である。
答えはNOである。
歯の治療は人間にとって非常に敏感であると共に、
大きな痛みをともなうため、重要である。
歯のケア製品がかなり普及しているが、それにより、
歯医者の需要が減少していない。
むしろ高齢化により、歯の病気は増加傾向にある。

二つ目は「この会社の競争力はどうか」というものである。
経常利益率が30%以上であることから、
競争に疲弊している企業ではなく、
確固としたブランド力を持っていると考えられる。
そのためその二つ目の問題も起こる可能性は低いと考えられる。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q4:その企業はコングロマリットか。
コングロマリットではない。
この企業は、限定的な製品に資本投下を集中している。
実際、歯科医療に関する製品が売上の約90%を占めている。
また、財務諸表内で、

「当社グループでは、
売上高営業利益率30%の確保を経営指標の目標のひとつに
置いております。
この利益率を維持していくため、市場ニーズを的確に捉えた
新製品の開発・上市により売上高の拡大を図る一方、
全社的な生産性の向上によりコスト削減に努め、
成長を持続させてまいります。」

と書かれており、利益率に対する高い意識が伺える。


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q5その企業の1株当たり利益(EPS)は安定成長しているか
決算年  EPS(円/株) 純利益(百万円) 発行株式数(百万株)
2010/12  768.5 4688 6.1
2009/12  711.1 4338 6.1
2008/12  626.6 3885 6.2
2007/12  698.4 4889 7
2006/12  653.6 4575 7
2005/12  507.7 3554 7
2004/12  460.0   3220     7
2003/12  312.0    2184     7
2002/12  314.7    2203     7
2001/12  248.6    1740     7

年平均EPS成長率
11.9%

EPSは、平均11.9%成長しており、高い成長率を保っている。
これは


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q6:その企業は安定的に高いROE(株主資本利益率)をあげているか。

決算年  ROE    資本(百万円) 税引き後利益(百万円)
2010/12  0.150 31602        4725
2009/12  0.153 28715        4382
2008/12  0.154 25328        3890
2007/12  0.161 30478        4917
2006/12  0.177 26044        4600

平均ROE  0.159
基本的には安定している。
ROEの減少が見られるが、これは資本の増加(利益余剰金)によるもので、
業務とは無関係である。
また、これは、自社株買戻しのタイミングを狙っていると思われる。
実際今回の地震により、株価が下落したため、
上限である9億円の自社株買い戻しすることを発表している。


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q7:その企業は強固な財務基盤を有しているか。

今期の長期負債(百万): 14
今期の税引き後利益(百万): 4688
長期負債/税引後利益(年) : 0.3
(長期負債を税引き利益で返済するのに必要な年数)

長期借入金は1400万円しかなく、当期純利益の0.2%程度であり、非常に小さい。


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q8:その企業は自社株買い戻しに積極的か
今期発行済み株数(百万): 6.1
10年前の発行済み株数(百万): 7
過去10年間に減少した株数(百万): 0.9

過去10年間で90万株を買い戻ししていることになる。
90万株は現在価値で測れば、81億円であり、
2年分の純利益を株式買い戻しに利用していることとなる。
つまり、非常に積極的であるといえる。
(全て現在価値で計測しているため正確でない。)


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q9:その企業の製品・サービス価格の上昇はインフレ率を上回っているか。

今回の企業は、収益源が世界各国に依存しており、
他国のインフレ率を考慮しなければならず、
この分析を行うのは非常に難しい。
しかし、ROEが高い値を維持していることは、
インフレ率をサービス価格に転嫁できているともいえる。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\



■株価分析

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q10:その企業の株価は、相場全体の下落や景気後退、
    一時的な経営問題などのために下落しているか。

リーマンショックの影響から、
株価が完全に回復している状態ではなく、
PERは約12倍であり、割安で放置されていると言える。
この理由としてPBRが高い(1.76倍)も指摘されているが、
安定したROEを持ち、自己資本率も高い状態であるため、
倒産の可能性は非常に低いと考えられる。

そのため、PBR低さ故に株主が損害を被る可能性は非常に低いと考えられる。


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q11:株式の益利回りと利益の予想成長率を計算し、国債利回りと比較せよ。   
10年国債利回り: 0.51%
株利回り:株価/今期EPS: 9.6%


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
_Q12:株式を疑似債券と考え、期待収益率を計算せよ。

                                                                                                                            • -

まず10年後のBPSを求める。過去10年の平均EPS成長率に1を足して、
10乗したものに、現在BPSをかける。これが10年後のBPSとなる。
(必要な値)
・年平均EPS成長率  11.9%
・現在BPS  5215.4円

(式)
年平均EPS成長率^10×現在BPS=16125.0

(答え)
*10年後BPS(円/株)16125.0

今求めた10年後BPSに過去10年平均ROEをかける。これが10年後のEPSである。
(必要な値)
・過去10年平均ROE: 0.159
・10年後BPS(円/株)16125.0

(式)
10年後BPS×過去10年平均ROE=2559.5

(答え)
*10年後EPS(円/株)2559.5

                                                                                                                            • -

さらに、過去10年の平均PERをかけることで、
10年後の予想株価が算出される。

(必要な値)
・過去10年平均PER:13.7

(式)
過去10年平均PER(株価/EPS)×10年後EPS(円/株)=35038.6

(答え)
*10年後予想株価:35038.6(円/株)

この予想株価を現在株価で割り、0.1乗し、
マイナス1したものが、期待収益率となる。
(必要な値)
・10年後予想株価:35038.6(円/株)

(式)
10年後予想株価^0.1-1=15.9%

(答え)
*期待収益率:15.9%

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

■結果評価
期待収益率15.9%は過去私が分析した中でもかなり高いです。
今回私は8000円でナカニシ株を取得しました。
今後どうなるかはわかりませんが、かなり良い企業であるので、
かなり長い期間保有するつもりです。

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いかがでしょう?

バフェットの分析方法で、しっかり結果を残している証拠
ではないでしょうか?

まぐまぐに確認していただいても結構ですが、これは、2011年3月20日
発行された内容に間違いないです。

今後の株式分析に期待していただきたいと思います。